地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
マレーシア国クアラルンプールのマラヤ大学において、今年度の研究計画の打合せを行った。セランゴール州スンガイブロー地区及びペナン島南部の沿岸域において、南西モンスーン遷移期におけるハイガイ養殖場周辺水域の生物相の調査を行うとともに、これまでに得られたデータの解析を行った。特にハイガイの肥満度の簡易評価法の開発については、質・量ともに十分な基礎資料が得られ、将来的にハイガイにとっての生息環境の評価や大量死の予察への活用が期待できる。