産業廃液等地域資源を有効活用した、水稲作等における高収益低環境負荷技術の開発(ポット試験、試験圃場の土壌採取・分析前処理・分析、事務手続)

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H28-0445 2017年02月 - 2017年03月 ベトナム

成果の概要

バイオガスダイジェスターシステムにおけるバイオガス生成廃液であるメタン発酵消化液の水田利用のための第1回ポット試験(カントー大学キャンパス内)の実施状況を確認し、カントー大学のカウンターパートと試験作業・協議等を行なった。カントー市内農家水田において、AWD節水水稲作試験の冬春作収穫作業を確認し、収穫直後の各試験処理区から深度別土壌試料を採取し、分析前処理及び分析を行なうとともに、同試験水田保有者宅にて近隣地域の農家向けのワークショップを開催し、同研究活動の行なわれた地域のステークホルダーに対し研究成果と今後の活動計画の概要を報告し、彼らからフィードバックを得た。本プロジェクトのベトナムでの活動全体に係る平成28年度の成果検討及び次年度の計画検討のためのプロジェクトワークショップをカントー大学にて共催し、その準備等の指揮を執るとともに、本ワークショップにおいて、本研究活動全体の平成28年度の概観・次年度以降の方向性を示し、担当する水稲作課題の進捗状況の報告・平成29年度計画の提案を行ない、その他協議にも積極的に参加した。また、上記に係るカントー大学との業務委託契約等、年度末の事務手続を行なった。

ベトナム

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