成果の概要

グアム大学を訪問し、ミクロネシア地域の社会情勢や農業と環境の現状、大学の取り組みなどについて情報を収集するとともに、研究打合せを行った。グアム大学はミクロネシア地域の教育・研究の拠点としての役割を担っており、プロジェクトの対象国であるパラオ共和国をはじめ周辺の島嶼国との深いつながりがある。各島嶼国には個別のニーズや社会背景があるものの、社会的、文化的、経済的に共通することも多く、グアム大学との連携と情報交換は、プロジェクトのパラオ課題にとって有用である。グアム大学とハワイ大学が主催する土壌保全に関するワークショップに対しては、島嶼課題の成果を発表する等JIRCASの貢献が期待されている。