パラオ課題に関する現地情報収集と共同研究機関との協議
成果の概要
パラオにおける特に果樹について現地情報を収集し、その有用性・活用方法を検討するとともに、実施可能性についてパラオコミュニティーカレッジ(PCC)等の共同研究機関と協議した。パラオにおいて経済栽培としての果樹栽培は極めて限られているが、果樹資源は非常に豊富であり、有効に活用すれば多くの点でパラオに有益となる可能性があると考えられた。現金収入源、粗大有機物の供給、土壌流亡・栄養塩流出防止等の効果が挙げられる。ただし、解決すべき課題も非常に多い。技術実証対象地を選定し、他の作物等の栽培の課題と協力しながら具体化が必要である。
パラオ