ウシエビ混合養殖技術に関する成果取りまとめ及び海外資金会計処理
成果の概要
タイ・キングモンクット工科大学ラカバン(KMITL)農業工学部敷地内のコンクリート養殖水槽区域において、ウシエビ・ジュズモ属緑藻類・ミズゴマツボ属腹足類の3種混合養殖実験を行った。その際、混合養殖区においてヒラムシ類が大量発生した。本種の同定や駆除手法を早急に解明する必要がある。第3期中期計画の最終年度に当たり、カウンターパート並びに関係者らと混合養殖技術について総括を行うと共に、成果のとりまとめを行った。また、チャンタブリ県のブラパ大学水産実験所を視察し、将来の本技術の普及に向けた実証実験に利用が可能かどうかを検討した。バンコク市内の東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)事務局を訪問し、混合養殖研究の概要を説明するとともに、技術普及に向けた協力関係について意見交換を行った。プロジェクトの終了に伴う最終的な会計処理を行った。
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