地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
多用途型サトウキビ新品種の収量性を調べるためのマルチサイト圃場試験の収穫調査を行い、気象、土壌水分、地下水位のデータを回収した。多用途型サトウキビ品種の中で最も糖度が高く、普及が期待できるTPJ04-768は、株出し3回目および株出し2回目のどの圃場においても製糖品種より原料茎数が多く、原料茎重は大きく、多様な環境において製糖用普及品種より多回株出しでの生産性が優れることが推察された。