モンゴル
モンゴル国(モンゴルこく、モンゴル語: Монгол Улс)、通称モンゴルは、東アジア北部に位置する国家。東と南を中華人民共和国(中国)・内モンゴル自治区と、西を中国・新疆ウイグル自治区と、北をロシア連邦とそれぞれ接する内陸国。首都はウランバートル。
(DBpediaより引用)関連するJIRCASの動き
生産環境・畜産領域の山崎正史プロジェクトリーダー(乾燥地草原保全プロジェクト)にモンゴル国立農業大学が名誉教授の称号を授与
JIRCAS生産環境・畜産領域の山崎正史プロジェクトリーダー(乾燥地草原保全プロジェクト)に、モンゴル国立農業大学より、2014年11月4日付けで名誉教授(Honorary Professor)の称号が授与され、授与式が同年11月28日に行われました。
「乾燥地草原保全プロジェクト」第2回調整委員会報告
JIRCASおよびそのカウンターパート機関であるモンゴル国立農業大学、中央省庁(工業・農業省、道路・建設・都市開発省、自然環境・グリーン発展省)、また、プロジェクト・サイト(ウブルハンガイ県、トゥブ県)のメンバー及びオブザーバーの計27名が参加しました。会議の場では、プロジェクトの内容・成果と計画がJIRCASから示され、それに対する検討がなされました。
刊行物
Technical Manual : For Vegetation Recovery and Improvement for Stock Farming in Mongolia
MSUA, Japan International Research Center for Agricultural Sciences, マニュアル・ガイドライン. ( )
manual_guideline-_-.pdf1.49 MB
Guideline for Planning of Effective Utilization of Mongolian Pasture
MSUA, Japan International Research Center for Agricultural Sciences, マニュアル・ガイドライン. ( )
manual_guideline-_-.pdf2.8 MB
モンゴル国および中国・内蒙古自治区の農牧業とその試験研究
中野寛, 宮重俊一, 国際農林水産業研究センター研究資料. 9 , 1- 53 ( )
researchdoc9-_1-53.pdf17.97 MB
モンゴル国の自然と牧畜
高畑滋, 国際農林水産業研究センター研究資料. 1 , 1- 34 ( )
researchdoc1-_1-22.pdf10.21 MB
関連するイベント・シンポジウム
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乾燥地草原保全プロジェクト第3回調整委員会
- 場所
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モンゴル国・ウランバートル市
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乾燥地草原保全プロジェクト・ワークショップ(Workshop of the GrassRISK Project 2014)
- 場所
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モンゴル国・ウランバートル市
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第2回乾燥地草原保全プロジェクト調整委員会
- 場所
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モンゴル国・ウランバードル市
出張報告書
報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 出張目的 | 関連プログラム |
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R05-0081 | 2023年07月 - 2023年08月 | モンゴル | モンゴル都市郊外の牧畜民の草原利用方式に関する調査 | 環境 |
R04-0057 | 2022年08月 - 2022年08月 | モンゴル | モンゴル国の牧畜民の草原利用規範に関する予備調査 | 環境 |
H31-0106 | 2019年06月 - 2019年07月 | モンゴル | モンゴル国トゥブ県の牧畜民の社会規範に関する世帯サンプル調査 | 資源・環境管理 |
H31-0018 | 2019年04月 - 2019年04月 | 中国, モンゴル | モンゴル国ウランバートル周辺の牧畜民の社会規範に関する予備調査及び研究協力者との打合せ | 資源・環境管理 |
H30-0082 | 2018年06月 - 2018年07月 | スウェーデン, モンゴル | 国際環境資源経済学世界大会及びモンゴル国中西部における牧畜民の社会規範調査 | 資源・環境管理 |
研究成果情報
- モンゴル草原で放牧されるヒツジの冬季採食量はUNDP値より20%以上高い(2015)
モンゴルの森林ステップおよびステップ地域の草原で放牧されるヒツジにおいて、リグニン法で求められる採食量は、同国で一般に用いられているUNDPによる値と比べて冬季に20%以上高い。よってこの時季には、草原で放牧可能な家畜頭数が少なく推定される。
- モンゴル国の草原における牧民による自立的な井戸改修・維持管理手法の開発(2009)
モンゴル国の草原において、井戸を拠点とした牧民のグループ化を行い、井戸修理チームによる井戸修理・維持管理体制を確立した。あわせて、資金調達の手段として羊を拠出することによるファンドを設立し、これを運営することで、牧民による自立的な井戸改修・維持管理ができる仕組みを開発した。
- 未利用資源を活用した燃料ブロックの改良と普及方法の開発(2008)
モンゴル国において、在来技術である家畜ふんと石炭粉を混ぜて固めた燃料ブロック技術を改良するとともに、その普及を図るため行政が仲介する普及システムを考案し実証した。その結果、地域資源の有効活用が評価され、ウブルハンガイ県の「2009年度の経済と社会開発の基本方針」において本システムが導入され、小学校や幼稚園などの公的施設で実施される。
- モンゴルの首都近郊における酪農の経営向上に関する要因(2006)
首都ウランバートル近郊の集約的酪農世帯は、現状では純利益をあげている。搾乳牛一頭当りの乳量増加要因としては、濃厚飼料給与の増加と経営規模が大きいことが、また純利益率増加要因としては年間平均牛乳出荷価格の高いことと経営規模が大きいことが寄与している。
- 衛星データの解析によるモンゴル国全域での植生変動傾向(2006)
衛星データから得られる植生情報を用いて,モンゴル国全域における1981-2003年の長期植生変動傾向(植生トレンド)と市場経済の導入前後における植生トレンドを求めて,時空間分布を明らかにした。国全域におよぶ植生劣化や際立った砂漠化傾向は見られなかった。しかし,1990年代初頭の市場経済化以降には都市周辺などに劣化傾向の集中が見られており,今後の対策が必要である。
- 過放牧が引き起こす砂漠化の微気象学的メカニズム(1995)
中国内モンゴル東部の半乾燥気候の草原で、ヒツジの放牧頭数を変えた放牧試験を行い、放牧強度の差異による草原の砂漠化過程を微気象の変化から調べた。過放牧により、草原植生量が減少するだけでなくヒツジの歩行数が増え、土壌が硬化した。硬い土壌は降雨の地下浸透を妨げ表面蒸発量を増大させ、植生の再生伸長を妨げた。