「グリーンアジア+」のキックオフをフィリピンで開催
―サトウキビ深植栽培用の農業機械を活用し、日比共同で社会実装を推進―
令和8年9月30日
国際農研
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ポイント
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概要
国際農林水産業研究センター (国際農研) は、2026年9月28日(月)、フィリピン共和国ケソン市のフィリピン農業省砂糖統制庁 (SRA:Sugar Regulatory Administration) において、「グリーンアジア+」* のキックオフ会議を開催しました。
国際農研は、2022年4月から「グリーンアジア」を推進し、アジアモンスーン地域における持続可能な食料システムの構築に取り組んできました。2026年4月から開始した後継プロジェクト「グリーンアジア+」では、対象地域をアフリカおよび中南米を含むグローバルサウスへ拡大し、日本の基盤農業技術の社会実装を促進しています。
今回対象となるサトウキビ深植栽培技術は、台風や干ばつなどの気象災害リスクが高まるフィリピンにおいて、持続的なサトウキビ生産への貢献が期待される技術です (2025年2月28日プレスリリース)。
キックオフ会議では、国際農研の長谷川利拡理事長及び SRA の Pablo Luis S. Azcona長官による開会挨拶に続き、「グリーンアジア+」の目的と活動方針が共有されました。また、これまでに得られた研究成果が報告されるとともに、「グリーンアジア+」の取り組みの一環として実施するサトウキビ深植栽培技術の社会実装に向けた日比共同研究を開始しました。その後、深植栽培を実現するための部分深耕機および深植プランターのSRAへの導入を記念し、テープカットセレモニーを行いました。国際農研とSRAは、これらの農業機械を活用し、ルソン島およびミンダナオ島の農家圃場でサトウキビ深植栽培の実証試験を進めます。本取り組みを通じて、現地の栽培条件に適した技術体系の確立と普及を図り、気候変動の影響に対応した持続的なサトウキビ生産への貢献を目指します。
会議には、在フィリピン日本国大使館の横田直文公使、赤坂英則一等書記官をはじめ、ヤンマーアグリ株式会社およびYanmar Philippines Corporationの関係者らが出席しました。日本大使館からは、日比国交正常化70周年に当たる本年、これまでの日比共同研究の成果が社会実装の段階へ進展したことを歓迎するとともに、今後の取り組みへの期待が示されました。今回の会議は、「グリーンアジア+」が目指す持続可能な農業の実現に向けた取り組みを進めるとともに、日比両国の農業分野における協力関係をさらに深める機会となりました。
*グリーンアジア+: 日本発の農林水産業技術をグローバルサウス地域へ展開するプロジェクト
問い合わせ先など
国際農研 (茨城県つくば市) 理事長 長谷川利拡
- 研究推進責任者 :
- プログラムディレクター 大森圭祐
- 研究担当者 :
- 社会科学領域長 兼 プロジェクトリーダー 舟木康郎
農村開発領域 プロジェクトリーダー 安西俊彦 - 広報担当者 :
- 広報連携ユニット長 丸井淳一朗
プレス用 e-mail : info-pr@jircas.go.jp



