成果の概要

インドネシアの国立研究革新庁（Badan Riset dan Inovasi Nasional, BRIN）の研究者と、これまでのUAVを用いた作物生育モニタリング技術の成果および残された課題について相互に発表を行い、現地の実験水田や調査機材の現状、今後の共同研究の可能性、協力が期待される関連機関等について議論した。また、インドネシア植物病害虫予測センター（Balai Besar Peramalan Organisme Pengganggu Tumbuhan, BBPOPT）を訪問し、センターの組織体制および研究・技術活動について紹介を受けた。現地見学では、これまでJIRCASとBRINが共同研究を実施してきた実験水田、新たな調査候補地、いもち病のホットスポット水田を視察し、今後のUAV調査対象地や実験設計、現地におけるいもち病やツングロ病などの病害の判別可能性について調査した。