野生イネ遺伝資源の現地FS調査
報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 関連プログラム | 公表年月日 |
---|---|---|---|---|
R07-0039 | 2025年05月 - 2025年05月 | マダガスカル |
成果の概要
初めに、国立農村開発応用研究センター(FOFIFA)北西部研究所の案内の下、同研究所に保存されているOryza longistaminata材料、および試験サイトの自生個体を観察した。先方はO. longistaminata利用に熱意を持っており、材料および試験サイトも十分に管理されていることから、今後連携して研究を進めていけると感じた。AntananarivoのFOFIFA遺伝解析ラボでは、雑種品種の育成に必要な機器類が十分にそろっていることを確認できた。しかし、実際の実験進行に際して、一部の設備(簡易クリーンベンチ等)を北西部研究所へ導入する必要が今後出るかもしれない。
AfricaRiceCenterでは連携可能性に関する意見交換を実施した。今後の研究の方向性及び進行状況次第では、連携して栽培試験等を実施していける可能性があることを確認した。
マダガスカル