成果の概要

2日間の調査員研修を実施し、家計調査の準備を完了した。また、国際肥料価格の高騰の影響の検証に関連して、国道沿いの7地点で化学肥料の価格を収集した。中核都市からの距離および市場規模に基づいて価格を整理することで、分析に有用な知見を得た。前回までの家計調査データにおいて、国際肥料価格高騰が土地利用や所得に与えた影響に関して異なる状況を示している3つの村を訪問し、その理由を探った。今後のデータ解析に有用な知見を得た。さらに、カウンターパート機関である国立農村開発応用研究センターおよびヴァキナカラチャ県農業局、JICA事務所、国立栄養局など関係機関を訪問し研究の進捗を共有し、社会実装を見据えた今後の研究活動における連携強化、現地活動に対する支援協力を取り付けた。