根系改良系統を用いた現地圃場実験および穂数改良系統の品種登録試験収穫調査
成果の概要
マダガスカル現地水田圃場で栽培中の根系改良系統について、成熟期に達した系統から順次収穫作業を行った。供試したイネは大きな問題なく成熟期を迎え、出張中に8割の収穫を終了し、残りについてはカウンターパートに同様の方法で収穫するように依頼した。穂数改良系統の品種登録試験については、種子管理委員会(SOC)のスタッフとともに収穫期に達したイネの収穫を進めた。収穫時にイネの穂数を調査したところ、親品種に比べて改良系統の穂数が15~18%増加していることを確認した。根系改良系統と同様に、残りのイネについては成熟期に達し次第、順次収穫を進めるようカウンターパートに依頼した。
マダガスカル