・寒冷害発生地域での有機物施用やリン欠乏土壌に関する在来知の聞き取り調査(アフリカ稲作システム)
・有機物施用やリン欠乏土壌に関する在来知の聞き取り調査(助成金)

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R05-0357 2024年02月 - 2024年02月 マダガスカル

成果の概要

生育後半の低温ストレスが問題となるBehenjy地域において、8農家を対象に聞き取り調査を行い、土壌の物理性と土壌養分がこの地域の農家の水田肥沃度評価に大きく影響することが分かった。また、稲の初期生育不良も非肥沃水田の特徴として広く認識されていた。同様の調査を温暖地域であるAntohobeにおいて15農家を対象として行い、土壌の物理性と水の存在量がこの地域では主に水田肥沃度の指標として用いられていることが分かった。
自給的有機物資材であるFYM(Farmyard manure)の施用については、資材の自家供給量に限りがあることや、畑作での需要などから希望通りに水田に施用できていない現状が分かった。

マダガスカル

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