成果の概要

アフリカ稲作支援（タンザニア）においては土水路漏水対策として土水路にパイプを敷設することを検討している。このためアルーシャ州オルジョロにおいてパイプ浮上試験を実施しており、このモニタリングを実施した。ほ場漏水対策のモニタリングを実施するとともに、今年度施工予定であるほ場の減水深を測定し、試験レイアウトを決定した。ほ場均平化対策として、現況ほ場の均平度測定を行った。
アフリカ稲作支援（ガーナ）においては、らせん水車の上下流水深や流末水路の確認を行うとともに、関係機関と今後の調査方針について打ち合わせを行った。
アフリカ稲作システム（タンザニア）においては、水資源利用効率化対策（表面被覆工）のモニタリング（粗度の測定）を実施した。また、天水田地帯であるババティ地区の土地利用の現況調査を行った。