1.イネ研究センターでの土壌分析と分析技術指導、2.次年度の市場米調査の準備と精米・玄米サンプルの回収

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H31-0410 2020年02月 - 2020年02月 ラオス

成果の概要

陸稲課題では、コメの高付加価値化を目的としており、ミネラル等の蓄積能に優れる遺伝資源は、途上国地域の栄養改善に大きく期待できる。そこで、ラオスイネ研究センターにおいて、現地に導入した原子吸光分析計を用いた玄米のミネラル成分の分析方法についてマニュアルを作成し、技術指導セミナーを実施した。指導に際しては、現地研究者の技術レベルを考慮して、極力危険を伴わない分析方法を用いた。また、玄米に加えて、土壌のミネラル成分(陽イオン)及び陽イオン保持能力の測定方法を指導するとともに、土壌・玄米の炭素・窒素含量を計測するための有機元素分析計の利用方法についても併せて指導した。
市場米調査(科研費)に関して、グレインスキャナーによる計測を終えた試料を粗タンパク分析のため、国際農研に持ち帰った。

ラオス

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