研究打合せ、試験圃場等の状況調査、収穫調査
成果の概要
フィリピン砂糖統制庁(SRA)のバコロド支所を訪問し、研究開発普及部長他2名のカウンターパートらと、作物モデルに係る研究打合せを行った。打合せ内容は、①作物モデルを用いたサトウキビ栽培における持続可能な肥培管理技術開発を目的とした研究計画の説明、②ネグロス島において作物モデルを精緻化、汎用化するためのSRA及び国際農研の栽培試験データの共有、③データセット構築のためのデータ収集の方策、の3点である。作物モデルに係る研究打合せにおいて、ネグロス島内でSRAが実施したサトウキビ栽培試験に係る情報を得、窒素肥料の施用時期を変えた試験圃場において状況調査を実施した。また、国際農研がネグロス島で実施中の窒素肥料を削減したサトウキビ栽培試験圃場において、新植サトウキビの収穫調査を実施した。
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