成果の概要

JICA-JST地球規模課題（SATREPS）本採択の条件であるR/Dの締結に向けて、同プロジェクトの相手国機関ならびに監督官庁を順次訪問して、プロジェクト概要に関する説明を行い、相手国の参画者と意見交換を行うとともに、プロジェクト実施にあたっての双方の留意事項を記録した議事録（ミニッツ）を作成した。同ミニッツは、2016年9月28日付で、JICA、マダガスカル農業畜産省、マダガスカル高等教育・科学省、およびマダガスカル国立栄養局の間で署名され、本出張の最も重要な目的を達成することができた。また、プロジェクトで連携すべき関係者として、Africa Rice Center、CIRAD、世界銀行の開発政策・人材育成基金（PHRD）プロの専門家、およびJICA技プロPaprizII（コメ生産性向上・流域管理プロジェクトフェーズ2）の専門家を訪問して、プロジェクトの概要を説明するとともに、具体的な連携について協議した。最後に、本詳細策定調査の結果について、マダガスカルのJICA事務所ならびに日本大使館に報告した。