SATREPS暫定期間中のR/DおよびCRA締結に向けた予備調査農業関係者の意見交換会への出席

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H28-0142 2016年07月 - 2016年08月 マダガスカル

成果の概要

JICA/JST地球規模課題(SATREPS)の主たる相手国機関であるマダガスカル農業畜産省、同省県農業局(ヴァキナカラチャ県、イタシ県)、マダガスカル国立農村開発応用研究センター(FOFIFA)の本部、稲作部、農村開発部、アンタナナリボ大学放射線研究所(LRI)、マダガスカル高等教育・科学技術省、および国立栄養局(ONN)の関係者とR/D(討議議事録)の大枠について協議し、9月下旬に予定する詳細策定調査に向けて、双方のインプット、各機関の人員配置と役割、活動内容、および主なアウトプットについて、確認した。合わせて、プロジェクト活動に必要な資材リストを関係者間で整理し、新規購入機材については、設置スペース、水・電力の確保、消耗品の現地調達の可否など、機材の運用のために必要な情報を整理した。また、農家圃場試験、社会経済調査、系統選抜、長期連用施肥試験などを実施するための試験サイトについて、プロジェクト対象地域に位置するいくつかの農村集落を訪問して、土壌採取と農家への聞き取りを基に、候補地の絞込みを進めることができた。出張期間を通して、JICA事務所、JICA技術協力プロジェクト(PaprizII)、世界銀行による日本開発政策・人材育成基金(PHRD)プロジェクト、現地の肥料会社など関係者と意見交換を行い、今後の連携について確認した。本出張により、今年度中のR/Dおよび共同研究契約(CRA)締結、ならびに、次年度以降のプロジェクトの本格スタートに向けて必要な準備が進められた。

マダガスカル

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