成果の概要

第一週目は、JIRCASが実施している「熱帯作物開発プロ」（ヤム課題、ササゲ課題）の最終年度の活動の進捗状況を視察・確認した。また、カウンターパート機関である国際熱帯農業研究所（IITA）の関係者に5年間の協力に対して感謝を表するとともに、JIRCASの次期中期計画においてIITAとの共同研究（ヤム、ササゲ）の後継提案が採択されたことを伝えた。第二週目は、IITAが実施している「Yam Improvement for Income and Food Security in West Africa (YIIFSWA)」プロジェクトの年度報告会（2月15〜18日）および技術諮問委員会（2月19日）に出席した（依頼出張）。検討会では、参画機関からの2015年の活動報告につづき、課題グループ別に残る半年の活動および予算計画が提示された。技術諮問（TAC）委員会は今回で最後になることから、このプロジェクトの成果に対するコメント、第２フェーズの実施可能性についてのゲーツ財団へのアドバイスを中心とした意見交換がなされた。