国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS

モザンビーク・ナカラ回廊での多地点連携試験における群落画像解析に関する調査および現地カウンターパートへの指導業務

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H27-0555 2016年2月-2016年2月 モザンビーク 資源環境管理 2016年5月13日

成果の概要

意思決定支援システムのうち、作物モデルを介した収量と土壌肥沃度の推定に用いる植被率の計測法について、トウモロコシとダイズ以外の作物にも応用するため、IIAMリシンガ試験場、IIAMグルエ支所Mutequlese圃場、およびIIAMナンプラ試験場で栽培されるササゲ、インゲン、キマメ、キャッサバの作付圃場を対象に群落画像撮影を行い、画像解析ソフトImageJを用いた作物群落の植被率の解析法について、各地点のカウンターパートに技術移転した。次に、2013/2014年と2014/2015年の2作期にわたり、ダイズとトウモロコシの単作および間作に関する農家試験を実施したリシンガ近郊のルンビ村とグルエ近郊のムリモ村の2ヵ村において、農家圃場試験に関する意見交換を行った。ルンビ村では4名、ムリモ村では10名の農家が参加して、活発な議論が行われた。概ね、ダイズとトウモロコシの間作技術に関して良好な意見が得られ、今作期も間作を自発的に継続している農家も複数みられた。技術的な改善点としては、栽植密度、ダイズ品種、施肥量などを変えた試験を実施すべきとの意見が得られ、また、両村で共通の認識として、生産性向上技術のみならず、マーケット情報やマーケット戦略に関する支援があれば望ましいとのことであった。この点は、並行して実施中のProSAVANA-PEM(実証事業・農業技術普及プロジェクト)との連携が必要であることから、同プロの関係者と情報を共有した。

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