地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
国際稲研究所の圃場において、早生系統を用いた乾燥ストレス回避の圃場試験、および早朝開花性系統の開花時刻調査を行った。早生系統は乾燥ストレス条件下において基準品種よりも早く出穂したため乾燥ストレスを回避でき、一定の収量を示した。新たに育成した早朝開花性系統の開花時刻は、基準品種よりも2時間程度早まることがわかった。加えて、遺伝子発現解析実験を行うため、前回出張時(2月)に抽出したIR64の早朝開花系統のRNAサンプルを日本へ持ち帰った。