材料試験、ため池試験施工及びミニテクニカルコミッティーへの参加
成果の概要
土のう及びソイルセメントを用いた築堤に関し、一軸圧縮強度試験の結果から北部州S村の土を用いた場合の土、セメント及び水の最適配合率を、セメント量7%(対土重量)、水量8%(対混合土重量)とした。なお試験施工では、混合及び運搬時の乾燥を勘案して水量を8%から10%へ変更して実施した。
また、アシャンティ州エンクルマ大学(KNUST)農業試験場内における越流試験に関し、築堤材として利用予定の北部州N村の土の締固め試験結果は、最適含水比15.7%、乾燥最大密度1.76g/cm3であった。
今年度第2回テクニカルコミッティーがアシャンティ州クマシ市において、共同研究機関である食料農業省、KNUST参加のもと開催され、その中で水資源開発分野における今年度実施結果並びに次年度計画について説明した。
ガーナ