アフリカ稲センター(AfricaRice)サヘル支所における多収性研究打ち合わせ及びAfricaRice本部で開催されるサイエンスウィークでのアフリカにおけるイネ研究情報の収集
成果の概要
? セネガルで、AfricaRiceと次期中長期計画における多収性研究に係る打ち合わせを行った。窒素利用効率向上のための遺伝、育種、栽培試験について、材料の導入時期、役割分担などを検討した。今後、JIRCASとAfricaRice間での共同研究契約を締結したうえで、実施することを確認した。
? ベナンで、サイエンスウィークに参加し、イネ研究についての情報収集を行うとともに、JIRCASにおける多収性育種計画の進捗状況を紹介し、議論した。AfricaRice主催のBreeding Task Force (BTF) は開始から6年目となり、各国での主要普及品種候補がリリースされていた。品種候補は地域により異なり、イネの品種改良によるアフリカ地域への貢献は、BTFを介して行うことが有力な方法であることが確認できた。
セネガル
ベナン