国際農研-CCFS研究会ワークショップ 「気候変動とコロナ禍の食料需給への影響–不確実性下のフードセキュリティ–」

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世界の平均気温は、18世紀半ばの産業革命前に比べて約1.2℃上昇し(https://climateactiontracker.org/publications/global-update-climate-summit-momentum/)、特に1980年前後からその上昇率が急激に増加しました。2021年5月に世界気象機関は、次の5年以内に一時的に年間平均気温が産業革命期よりも1.5℃以上上昇し、パリ協定の気温上昇抑制ターゲット下限に達してしまう可能性を指摘しました。気温上昇は異常気象の頻度増加をもたらし、食料栄養安全保障に甚大な影響を及ぼす可能性があります。

このような温室効果ガス濃度の上昇に伴う気候変動が、どのような影響を食料生産に与えるのか、これまで多くの研究者が様々なモデルを用いて分析してきました。それぞれ重要な研究であり、気候変動への対策立案に寄与してきましたが、その適応策採用が生産者に負担させる費用、気候変動が将来の栄養摂取量へ与える影響などの研究は非常に少ないです。

そこで、国際農研および科研費で実施されてきたプロジェクトの成果を基に、気候変動への適応費用と、気候変動が食料あるいは各栄養素の供給に与える影響に焦点を当て、これまで得られた成果を気候変動が農産物市場に与える影響に興味をお持ちの方々と共有したいと思います。さらに、昨年来大きな問題となっているCOVID-19感染拡大が、将来の食料供給に与える影響についても報告いたします。

このワークショップを通じ、気候変動と不確実な事象であるCOVID-19感染拡大の下での農産物生産と市場の分析への理解が深まり、フードセキュリティと気候変動対策への意識が高まることを期待いたします。

 

主催

国際農林水産業研究センター

CCFS研究会

共催

農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)

開催日
2021年12月17日(金) 11:30~16:15 (11:00開場)
場所
オンライン(Zoom)
プログラム

11:00

 

会場受付

11:30

11:50

開会挨拶:食料需給分析の過去・現在・未来

小山 修(国際農林水産業研究センター)

11:55

12:25

特別講演:コロナ禍がアジア地域の食料・栄養バランスに与える影響

David Dawe(国連食糧農業機関(FAO)アジア太平洋地域事務所)

 

 

 

セッション1:気候変動への適応(座長:古家淳)

12:30

12:50

世界の穀物生産における気候変動適応コスト

飯泉 仁之直(農業・食品産業技術総合研究機構)

12:55

13:15

気候変動研究における時系列分析

中谷 朋昭(東京大学大学院農学生命科学研究科)

13:20

13:40

食料供給安定性の要因分解分析

澤内 大輔(北海道大学大学院農学研究院)

13:40

13:55

休憩

 

 

 

セッション2:気候変動とコロナ禍の影響(座長:中谷朋昭)

13:55

14:15

栄養に向かうフードセキュリティ概念と世界食料需給モデルの射程

草野 栄一(国際農林水産業研究センター)

14:20

14:40

コロナ禍が世界各国の食料・栄養供給に与える影響

古家 淳(国際農林水産業研究センター)

14:45

15:05

気候変動のインディカ及びジャポニカ米市場への影響

古橋 元(農林水産省農林水産政策研究所)
小泉 達治(経済協力開発機構(OECD))

15:05

15:20

休憩

 

 

 

セッション3:パネルディスカッション(座長:飯山みゆき)

15:20

16:05

気候変動とコロナウイルス感染拡大が食料および栄養供給に与える影響とその対策

 登壇者全員

16:05

16:15

閉会挨拶

長谷川 利拡(農業・食品産業技術総合研究機構)

受付期間
-
申込受付
国際農研-CCFS研究会ワークショップ事務局
申込締切:
Email
jircas-ccfs@ml.affrc.go.jp
備考
お申し込みは締め切りました
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国際農研-CCFS研究会ワークショップ事務局