第32回熱研市民公開講座「福島県における放射能汚染農地の除染と営農再開を考える」
発表日:平成26年1月29日
この度、第32回熱研市民公開講座を、下記の要領で開催いたしますので、ここにご案内申し上げます。
- 日時
- 平成26年2月5日(水) 19:00-20:30
- 場所
- 石垣市健康福祉センター 2階 視聴覚室(沖縄県石垣市登野城1357-1)
- 主催
- 国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
- テーマ
- 「福島県における放射能汚染農地の除染と営農再開を考える」
- 講演者
- 国際農林水産業研究センター 企画調整部 主任研究員 万福裕造
- 参加費
- 無料
講演内容
福島県飯舘村は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により放射性セシウムで汚染され、国、県、村役場、村民、専門家らが一体となって、除染と農業再建に取り組んできました。
そして2013年、除染後の農地で2回目の実証栽培試験を行って、収穫されたコメが2年連続で「放射性セシウム不検出」という成果を得るに至り、農村復興への明るい兆しが見えてきました。今回の講師の万福主任研究員は、そうした福島県の農村復興の前進を全国にお伝えするため、「農地除染と営農再開を考える」をテーマに、さまざまな地域でセミナーを開催しております。
石垣市民の皆様にも、この市民公開講座を機会として、飯舘村を中心とした福島県の農業再生に向けた取り組みの現状を知っていただき、関心をもっていただけましたら幸いです。
お問い合わせ先
国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
広報担当 伏見