熱研一般公開2012
発表日:平成24年6月19日
国際農林水産業研究センター熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、熱帯・亜熱帯の開発途上地域の農業の持続的発展、作物の安定生産に寄与する技術の開発を進めています。カロリーベースで食料の6割を海外に依存している我が国にとって、熱帯・亜熱帯地域のための農業技術に関する開発研究は、ますます重要なものになってきています。
熱研は、今年も例年と同様に、一般公開を開催します。私達の研究内容を皆様により良くご理解頂きたいと考えております。
- 日時
- 平成24年7月1日(日)10:00~16:00(受付:15:30まで)
- 場所
- 国際農林水産業研究センター熱帯・島嶼研究拠点(熱研)(石垣市真栄里川良原1091-1)
- テーマ
- 石垣から世界へ よりよい農業環境のために
主な公開内容
- パネルや資料による研究所の役割、研究活動の紹介(広報展示室公開)
- 研究成果のポスター展示
- 植物防疫についての展示
- ミニ講演会(「地下流亡窒素の特徴」、「土と環境」、「放射能汚染の現状と除染対策」)
- 水質浄化水路の展示
- 傾斜圃場栽培展示
- サトウキビ品種の展示(圃場栽培展示と茎の展示)
- 熱帯果樹ハウス見学(アセロラ、チェリモヤ、シロサポテ、レイシ、インドナツメ、マンゴー等の栽培展示)
- 熱帯果実の糖度・酸度の測定実演
- 熱帯果樹技術講習会「接ぎ木ナイフの砥ぎ方・接ぎ木実演」
- パイナップルの栽培展示
- 「世界のごはん」パネル展示
- アフリカ農業展示コーナー
- 農作業機の展示
当日ご来場いただいた方には、熱研イベントカレンダーの配布、熱研が開発したシカクマメ「ウリズン」の苗配布を行います。さらに、クイズ付きスタンプラリーで全問正解者には記念品を進呈します。また、当日アンケートにご回答いただいた方には、職員の撮影による熱研ポストカードや苗(熱帯果樹、ハイビスカス、パイン)も用意しております。他にも、熱研が育成したパパイヤやパイナップル、手作り黒糖、氷ぜんざい・かき氷の試食コーナー、ひまわりやコスモスの花摘みなどもあり、皆様に楽しんでいただけるイベントを盛りだくさんに準備しております。
ご家族、職場の皆様お誘い合わせの上、熱研の一般公開に是非お出かけください。
問い合わせ先
国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点
拠点コーディネーター&広報担当 勝田 義満