第51回熱研市民公開講座
―世界の熱帯果樹の多様性を探る―
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熱帯作物資源
国際農研 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第51回熱研市民公開講座「世界の熱帯果樹の多様性を探る」を開催します。
熱帯果樹は、ビタミンなどの栄養素に富み、商品価値も高いことから、石垣島でも数多くの種類が栽培されている重要な農産物です。熱研では、亜熱帯・島嶼という気候、地理的条件、拠点内に設置されている圃場や施設などの優位性を活かし、開発途上地域と日本の双方における熱帯果樹生産の促進に貢献する研究を行っています。具体的には、熱帯果樹研究の促進と遺伝資源利用の活性化を目指し、品種特性情報の収集やその多様性の分析、遺伝資源の育種利用などの研究を行ってきました。
今回の第51回熱研市民公開講座では、主要な熱帯果樹の産地であるアジアをはじめ、国外における生産の現場や熱帯果樹品種の利用について、最新の研究内容を紹介します。アジアには多種多様な熱帯果樹があり、地域ごとに特徴のある品種やその利用法があります。これら熱帯果樹遺伝資源の持つ様々な特徴や性質(多様性)に関して、現地の近況とあわせて紹介します。本講座が、国内における熱帯果樹の消費の拡大や普及の促進を考えるための一助となれば幸いです。
- 講師
- 山中 愼介(熱研 プロジェクトリーダー)
熱研市民公開講座
問い合わせ先
国際農研 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
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住所沖縄県石垣市字真栄里川良原1091-1
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電話0980-82-2306 (熱研代表)
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Emailpro-nekken@ml.affrc.go.jp