研究成果

熱帯・島嶼研究拠点(熱研)の技術専門職員2名が、文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」を受賞

平成27年5月19日

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
熱帯・島嶼研究拠点(熱研)

ポイント

熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」を受賞した技術専門職員2名への受賞伝達式を執り行います。

概要

  国際農林水産業研究センター(JIRCAS)熱帯・島嶼研究拠点(熱研)の技術専門職員2名が、業績名「安価で作業性に優れる平張りネットハウスの改良」により、平成27年4月7日に同年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)を受賞いたしました。この度、同賞の受賞伝達式を熱帯・島嶼研究拠点において執り行います。これを励みに、さらなる職務への貢献が期待されます。

  ついては、伝達式に参加いただき、紙面等でご紹介いただければ幸いです。

文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」受賞伝達式について

  • (日時及び場所)
    • 日時:  平成27年5月21日(木) 午前11時00分~11時30分
    • 場所:  熱帯・島嶼研究拠点(熱研) 大会議室
  • (伝達者)
    • JIRCAS:   理事 小山 修
  • (受賞者)
    • 熱研 :   技術専門職員  島尻 勝人、識名 安輝

問い合わせ先など

  • 研究推進責任者:
    • 熱帯・島嶼研究拠点(熱研) 所長  末永 一博 
      (住所) 石垣市字真栄里川良原1091-1
  • 広報担当者:

本資料は、八重山記者クラブに配布しています。

(創意工夫概要)  

  熱帯・島嶼研究拠点(熱研)がある石垣島は台風常襲地域であり、台風がもたらす暴風により試験作物がしばしば多大な被害を受けてきました。そこで露地と近い条件で、かつ安価な対策で台風の被害を軽減可能な栽培試験ができるように両名が平張りネットハウスの構造を工夫した結果、堅牢さを確保したまま資材費を従来の6割程度に抑えることができました。現在も改良を続けながら、設置以来2年間に亘り、平成25年の台風7号(最大風速41.1m/s、最大瞬間風速59.0m/s 石垣島地方気象台観測)でも栽培植物は被害を軽減し、栽培試験に同ネットハウスは活用されています。

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