第13回熱研農業技術講習会
発表日:平成24年3月19日
熱研では、新しい農業技術を市民の皆様にご紹介するため、「熱研農業技術講習会」を実施し4年になります。毎年石垣市内を中心に実施しておりますが、市民の皆様の要望が強く、他地域でも開催しています。これまでの西表島、与那国島での開催ではたいへんご好評を頂き、さらに昨年は宮古島で開催しました。今回も趣向を凝らしまして作物の特性や栽培技術等について市民の皆様にご紹介していきます。
今回の講習会は下記のとおり開催しますので御案内申し上げます。
- 日時
- 平成24年3月23日(金) 13:30~15:30
- 場所
- 小浜島公民館 (沖縄県八重山郡竹富町字小浜62)
- 主催
- 国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
- テーマ
- 「熱研が育成したパパイヤ品種およびバナナの紹介と栽培技術」
- 講師
- 熱帯・島嶼研究拠点 拠点コーディネーター&広報担当 勝田義満
- 参加費
- 無料
趣旨
近年、沖縄県では、パパイヤやバナナの栽培に関心を持っている人が増えてきています。しかし八重山地域では夏季の台風による被害が多発するため、それらの作物においては、栽培技術が確立されていません。多くの栽培者の間では手探りの状況にあり、熱研においても、パパイヤやバナナ栽培について多くの技術相談等が持ち込まれています。「栽培が難しい」、「病害虫や台風対策をどのようにすればよいか」、あるいは「苗の扱いや肥培管理がわからない」というようなこと等をよく聞きます。
今回は、小浜島において熱研が育成したパパイヤの新品種について、育成経過、特徴、栽培法等についてわかりやすく説明します。また、バナナの種類について紹介し、それらの特徴や栽培のポイント、おもしろさなどについて紹介します。
パパイヤやバナナの栽培に関心のある市民の皆様でお誘い合わせの上、「第13回熱研農業技術講習会」に是非お出かけ下さい。
講演内容
- パパイヤ新品種の特性について
- パパイヤの栽培方法について
- バナナの種類と栽培特性について
- バナナの栽培方法について
問い合わせ先
国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点
拠点コーディネーター&広報担当 勝田 義満