セルロース系バイオマスの搾汁方法及び気体燃料化方法

Cellulose-Based Biomass Juicing Method and Gas Fuel Preparation Method
関連プログラム
環境 高付加価値化
出願国 出願番号
(出願年月日)
登録番号
(登録年月日)
満了年月日
インドネシア P00201608031
(2015年05月15日)
IDP000073359
(2020年12月02日)
2035年05月15日
オーストラリア 2015260226
(2015年05月15日)
2015260226
(2018年06月28日)
2035年05月15日
マレーシア PI 2016704045
(2015年05月15日)
MY-179968-A
(2020年11月19日)
2035年05月15日
日本 特願2016-519320
(2015年05月15日)
第6474005号
(2019年02月08日)
2035年05月15日

概要

目的

 従来の技術では、樹液の搾汁率が必ずしも十分ではないため、エタノールや乳酸の製造プラントを実用化する上でコストメリットが見出せなかった。すなわち、現状では、パーム幹に含まれる全樹液のうち、搾汁処理によって分離できる割合が十分ではなく、かなりの割合の樹液をパーム幹とともに廃棄してしまっている状況である。したがって、オイルパームあるいはこのオイルパームを含むヤシ科の植物(パーム植物)の搾汁に関する技術分野では、バイオマスとしてのパーム植物を有効利用する上で、樹液の搾汁率をさらに向上させることが切望されている。
 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、パーム植物等、セルロースやヘミセルロースを含む各種のセルロース系バイオマスにおける樹液の搾汁率を従来よりも向上させることを目的とする。

効果

 本発明によれば、搾汁処理の前処理として、セルロース系バイオマスを構成する柔組織を破砕する機械的処理を行うので、パーム植物等、セルロースやヘミセルロースを含む各種のセルロース系バイオマスが含む樹液の搾汁率を従来よりも向上させることが可能である。

 

特許公報
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