第69回日本生態学会大会シンポジウム
「気候変動の鍵を握る土壌におけるメタン吸収と温暖化の影響」

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2022年3月14-19日にハイブリッド形式(オンライン開催+現地福岡開催+オンデマンド配信)で開催される第69回日本生態学会大会において、シンポジウム「気候変動の鍵を握る土壌におけるメタン吸収と温暖化の影響」を開催します。

森林や農地の土壌は、二酸化炭素の約28倍の温室効果を持つメタンの唯一かつ重要な吸収源です。そのため、森林や農地の土壌がどのくらいの量のメタンを吸収することができるのか?温暖化によって吸収できる量がどう変化するのか?といった疑問を解明することは、気候変動予測の不確実性の低減や、植林や森林・農地管理等によるメタン削減の実現において重要な鍵となります。

本シンポジウムでは、国際農研の近藤俊明主任研究員をはじめとする10名の研究者が、様々なアプローチを用いて生態系土壌が持つメタンの吸収能を評価した最新の研究結果を紹介するとともに、分野の垣根を越え、土壌におけるメタンの吸収に関して活発な議論を交わすことを目的とします。

シンポジウムへの現地・オンライン参加やオンデマンド配信の視聴には第69回日本生態学会大会への参加申し込みが必要となりますが、多くの方々のご参加をお待ちしております。

 

主催

日本生態学会

開催日
2022年3月19日(土) 09:00~12:00(日本時間)
場所
ハイブリッド開催  
プログラム

9:00 - 9:10
趣旨説明
近藤 俊明(国際農研)
Introduction
Toshiaki Kondo (JIRCAS)

9:10 – 9:25
地温上昇処理が冷温帯植林泥炭地のメタン吸収量に与える影響
高木健太郎(北海道大学)
Soil warming effect on the soil CH4 flux in a cool-temperate forested peatland
Kentaro Takagi (Hokkaido Univ.)

9:25 – 9:40
火山灰土壌に立地するカラマツ林土壌でのメタン等微量ガス成分の交換量の変動解析
高橋善幸(国立環境研究所)
Analysis of variation of exchange of trace gases including CH4 in larch forest soils located on volcanic ash soils
Yoshiyuki Takahashi (NIES)

9:40 – 9:55
台風撹乱後の若齢落葉樹林における土壌メタンフラックスの時空間変動
平野高司(北海道大学)
Spatiotemporal variation in soil CH4 flux in a regrowing deciduous forest after a severe typhoon disturbance
Takashi Hirano (Hokkaido Univ.)

9:55 – 10:10
白神山地の広葉樹林における土壌メタンフラックスの特性
石田祐宣(弘前大学)
Characteristics of soil methane flux in broad-leaved forest of the Shirakami Mountains
Sachinobu Ishida (Hirosaki Univ.)

10:10 – 10:25
異なる森林生態系における土壌メタン吸収の時空間変動に及ぼす環境要因
孫 力飛(国立環境研究所)
Impacts of key environmental factors on tempo-spatial variation of soil methane uptake in different forest ecosystem
Lifei Sun (NIES)

10:25 – 10:40
九州・沖縄地方における森林土壌のメタンフラックスと化学性の関係
高木正博(宮崎大学)
Relationship between methane flux and chemistry of forest soils in Kyusyu and Okinawa area
Masahiro Takagi (Univ. of Miyazaki)

10:40 – 10:55
日本の森林土壌におけるメタン及び二酸化炭素フラックスの土壌特性との関連性
安藤麻里子(日本原子力機構)
Relationship between CH4 and CO2 fluxes and soil properties in Japanese forest soils
Mariko Atarashi-Andoh (JAEA)

10:55 – 11:10
温暖化に対するメタン菌およびメタン資化菌の応答と土壌メタン吸収能への影響
近藤俊明(国際農研)
Response of methanogenic and methanotrophic bacteria to global warming and its effects on soil methane uptake
Toshiaki Kondo (JIRCAS)

11:10 -11:25
土壌呼吸量の広域推定と相互比較
市井和仁(千葉大学)
Upscaling and Intercomparison of Soil Respiration
Kazuhito Ichii (Chiba Univ.)

11:25 – 11:40
日本を中心としたアジア域の森林における土壌メタン吸収の過去、現状と将来
梁 乃申(国立環境研究所)
Past, Present and Future Methane Sink of Japanese and Asian Forest Soils
Liang Naisen (NIES)

11:40 – 12:00
パネルディスカッション
橋本昌司(森林総合研究所)、犬伏和之(千葉大学)
Panel discussion
Shoji Hashimoto (FFPRI) & Kazuyuki Inubushi (Chiba Univ.)

受付期間
- (日本時間)
申込受付
第69回日本生態学会大会
申込締切:
(日本時間)
参加費

講演のない学部生、中高生は無料。
一般・学生等の参加費については、大会案内ページよりご確認ください。
https://esj-meeting.net/overview/

企画
国際農研、国立環境研究所
お問い合わせ

第69回日本生態学会大会
https://esj-meeting.net/contact/