OECD-FAO農業アウトルック報告書 出版記念イベント

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グローバル・フードシステムは、気候変動や感染症といった地球規模の危機にさらされています。また、新型コロナ・パンデミックを契機に明らかになったように、国際的に取引される農産物の需要・供給の不均衡が、グローバル・フードシステムを通じて瞬時に波及し、国・地域の経済パフォーマンスに影響を与え、社会格差の拡大をもたらす時代に突入しています。今後も世界的に予測される人口増や都市化による食料消費の質・量的変化の加速は、食料供給・流通・需要の全段階に影響を及ぼす可能性を秘めているでしょう。カロリーベースで約6割の食料を輸入に依存する日本にとっても、国際農産物市場の動向を把握することは、食料安全保障上、不可欠です。

 
毎年7月上旬に公表されるOECD-FAO Agricultural Outlook は、加盟国等から提供される情報に基づき、世界の農林水産業の統計分析に従事する精鋭の専門家集団が次の10年間における農産物市場の動向について最新の見地をとりまとめた報告書です。今年は7月5日に、OECD・FAOの両事務局長がローンチイベントを行う予定です。


このたび、FAO駐日連絡事務所の主催、国際農研の協力により、7月14日(水)に国際農業市場動向に関心のある日本の視聴者の方々を対象に、報告書のメッセージを解説するイベントを同時通訳付きで開催いたします。本イベントでは、OECD-FAO報告書執筆にかかわった専門家に世界の農産物市場の動向分析に基づく中長期的な展望をライブで講演いただき、日本の専門家と、世界のフードセキュリティを維持するために必要な戦略的な政策・科学技術分野について意見を交わします。

 

主催

国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所

開催日
2021年7月14日(水) 15:00~16:30
場所
オンライン、ライブ配信
プログラム

(プログラムは仮、2021年7月2日時点のものです)

(司会:国際農研 飯山みゆき プログラムダイレクター)

  • 15:00-15:10 開会の言葉
    • FAO駐日連絡事務所 日比絵里子 所長
    • 農林水産省輸出・国際局国際戦略グループ参事官 本田光広
  • 15:10-15:20  農業見通しの意義
    • 国際農研 小山修 理事長
  • 15:20-16:00 報告書概要
    • ビデオ紹介 OECD-FAO
    • Holger Matthey, Senior Economist, FAO
    • Hubertus Gay, Senior Agricultural Policy Analyst, OECD
  • 16:00-16:10 コメント
    • 農林水産政策研究所 古橋元 上席主任研究官
    • 国際農研 古家淳 領域長
  • 16:10-16:25  Q&A / Discussions
    • (講演者・パネリスト)
  • 16:25-16:30 閉会
受付期間
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国際農研 情報広報室
住所
茨城県つくば市大わし1-1
電話
029-838-6728
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受付は終了しました
協力

国際農林水産業研究センター

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    茨城県つくば市大わし1-1
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