第48回熱研市民公開講座(9月19日)の開催案内
沖縄県石垣市に所在する熱帯・島嶼研究拠点(熱研)では、世界の熱帯・亜熱帯等の開発途上地域において農業の持続性や農産物の安定生産等に寄与する研究を行っています。熱研の研究活動の一端を分かり易く市民のみなさまに紹介し、研究活動を理解していただくとともに研究情報が市民のみなさまの生活の一助になることを期待し、熱研市民公開講座を開催しています。
2007年5月に初めて開催した熱研市民公開講座も、今回で48回目となりました。今回の「暖地型イネ科牧草ブラキアリア -熱帯での利用状況と新品種『イサーン』の開発-」では、熱帯・亜熱帯地域の重要な飼料資源である暖地型イネ科牧草に焦点を当て、沖縄県の利用草種を中心に熱帯・亜熱帯地域で利用される牧草の種類や特徴などを、国際農研が取り組んできた牧草研究も交えて概説します。また、日本でも牧草としての有用性が注目されつつある暖地型イネ科牧草ブラキアリアについて、本草種の特徴や国内外での利用状況、さらには、農研機構、沖縄県、宮崎大学、タイ畜産振興局および国際農研が共同で開発したブラキアリア品種「イサーン」の育成からその普及に向けた取り組みを紹介します。今後とも、熱研発の研究情報が石垣市内の畜産農家の生産活動への一助になることを期待しています。多くの市民のみなさまのご来場をお待ちしています。
- 主催
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国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
- 開催日
- 講演内容
- 場所
石垣市健康福祉センター2階 視聴覚室 (石垣市字登野城1357-1)
- 受付期間
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- 日時
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令和元年9月19日(木) 19:00~20:30 (18:30開場)
- 講演題目
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暖地型イネ科牧草ブラキアリア-熱帯での利用状況と新品種「イサーン」の開発-
- 講演内容
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- 熱帯・亜熱帯地域で利用されるイネ科牧草
- 国際農研が取り組む牧草研究
- ブラキアリアが持つ牧草としての可能性
- 「イサーン」:日本初のブラキアリア品種の開発
- 講師
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下田勝久 (農研機構 畜産研究部門 草地機能ユニット長)
霍田真一 (国際農研 熱帯・島嶼研究拠点 主任研究員)
- 過去の開催報告
- ポスター
国際農研 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
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電話0980-82-2306、0980-88-6201
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FAX0980-82-0614
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