農研機構-MARCO国際シンポジウム「気候変動下のイネの高温障害にたちむかう国際観測ネットワーク MINCERnet」
関連プログラム
農産物安定生産
農研機構 農業環境変動研究センターは、平成30年1月26日(金曜日)、つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3)において、農研機構-MARCO国際シンポジウム「気候変動下のイネの高温障害にたちむかう国際観測ネットワークMINCERnet」(NARO-MARCO Symposium 2018 on "MINCERnet: Multi-site monitoring network to cope with the heat stresses of rice under the climate change"(January 26, 2018, Tsukuba) ) を開催します。
わが国及び海外におけるイネへの温暖化影響に関心のある方々のご参加を、心よりお待ちしています。
- 主催
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農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)
- 共催
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国際農研
- 後援
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農林水産省農林水産技術会議事務局
日本農業気象学会
日本作物学会
- 開催日
- 場所
- つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3) 中会議室202
- プログラム
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9:30 開会挨拶 井邊 時雄(農研機構 理事長) 9:45 国際観測ネットワークMINCERnetについて 吉本真由美 (農研機構 農業環境変動研究センター)
福岡 峰彦 (農研機構 食農ビジネス推進センター) -
世界の多様な水田群落熱環境と高温不稔発生の実態
10:15 オーストラリアの水田では酷暑環境でも予想よりイネ高温不稔が少ない
松井 勤 (岐阜大学)10:45 中国長江流域の水田の多湿・弱風の気象条件下におけるイネ高温不稔
Xiaohai Tian (Yangtze University, 中国)11:15 アメリカ南部における高夜温とそれがイネの稔実に及ぼす影響
Lee Tarpley (Texas AgriLife Research, アメリカ合衆国)11:45 - 13:15
昼食 -
高温不稔に対する適応策とMINCERnetの今後の展開
13:15 フィリピンの水田での高温不稔の実態と高温耐性品種作出のための圃場試験
Norvie L. Manigbas (Philippine Rice Research Institute, フィリピン)13:45 イネの開花時刻は栽培された場所の地理的条件と気象条件によって異なる
小林 和広 (島根大学)14:15 熱帯の水田における高温不稔の実態と高温障害適応策としての早朝開花性
石丸 努 (農研機構 中央農業研究センター)14:45 - 15:15 休憩 -
将来の水資源の変動下のコメ生産影響評価へのMINCERnetの活用
15:15 スリランカにおける高温と乾燥ストレスがイネに及ぼす影響
WMW. Weerakoon, Silva Chandradasa (Field Crops Research & Development Institute, スリランカ)15:45 西アフリカでの不安定な水環境とケイ素施肥がイネの高温ストレスに及ぼす効果
辻本泰弘 (JIRCAS), Wilson Dogbe (SARI-CSIR, ガーナ)16:15 総合討論:これまでのモニタリング結果の総括と今後の研究の展開について 16:45 閉会挨拶
中島 一雄 (JIRCAS, プログラムディレクター) - 受付期間
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- 申込受付
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農研機構 農業環境変動研究センター MINCERnetシンポジウム事務局住所〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3Emailmincer2018@ml.affrc.go.jp
- 使用言語
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英語
- 開催報告