国際ワークショップ「途上国における乾燥耐性品種の開発と今後の展開」
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、農林水産省委託プロジェクト研究「途上国における乾燥耐性品種の開発」の最終年度にあたり、国際ワークショップを開催いたします。
地球温暖化は世界中の自然と社会に深刻な影響を与えることが予測されており、農林水産分野においては、地球温暖化の進行に伴う高温障害等の発生及び集中豪雨や干ばつなどの極端現象の増加に的確に対応するため、持続的な農林水産物の生産を可能とする体制の早急な確立に迫られています。
そのため、JIRCASでは、地球温暖化の進行に対応した持続的な循環型食料生産体制を実現することを目指し、国際農業研究協議グループ(CGIAR)傘下の国際稲研究所(IRRI)、国際熱帯農業センター(CIAT)及び国際とうもろこし・小麦改良センター(CIMMYT)との国際共同研究により、干ばつに強く途上国の実情にあった水稲、陸稲、小麦等の品種の開発に関するプロジェクト研究を推進しております。
本ワークショップでは、各研究機関の研究成果を発表するとともに、現在アフリカで展開している遺伝子組換えイネの実証試験や今後の展開を紹介していただき、研究成果の社会実装に向けた課題や今後の連携の可能性について意見交換します。
- 主催
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国際農研
- 後援
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農林水産省農林水産技術会議事務局
- 開催日
- 場所
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つくば国際会議場(エポカル)406号室 (〒305-0032 茨城県つくば市竹園2丁目20番3号)
アクセス: https://www.epochal.or.jp/access/index.html - プログラム
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受付開始 12:00
13:00-13:10 開会挨拶 セッション1:途上国における乾燥耐性作物の開発13:10-13:20 プロジェクト研究の概要 JIRCAS 13:20-13:45 環境ストレス耐性遺伝子を導入した水稲の乾燥耐性評価と優良系統の選抜 IRRI 13:45-14:10 環境ストレス耐性遺伝子を導入した陸稲の乾燥耐性評価と優良系統の選抜 CIAT 14:10-14:35 環境ストレス耐性遺伝子を導入したコムギの乾燥耐性評価と優良系統の選抜 CIMMYT 14:35-15:00 環境ストレス耐性遺伝子を導入した作物の分子生物学的評価 JIRCAS 15:00-15:30 コーヒーブレイク、写真撮影 セッション2:遺伝子組換え作物開発の現状と今後の展開15:30-16:10 アフリカ農業技術財団(AATF)によるアフリカのGM作物の普及、アフリカ農業技術財団(ケニア) 16:10-16:50 老化抑制による単子葉植物の乾燥耐性の遺伝子工学的改変、アルカディアバイオサイエンス社(米国) 16:50-17:30 ウガンダにおける乾燥耐性イネの開発の現状、ウガンダ作物資源研究所(ウガンダ) セッション3:総合討論17:30-18:00 討論 18:00-18:05 閉会挨拶 - 受付期間
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- 申込受付
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申込締切:備考Please use Web form
- 使用言語
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英語
- 開催事務局
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国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター 生物資源・利用領域長室
E-mail : jircas-GM@ml.affrc.go.jp - 開催報告
- ポスター
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- ファイル
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添付 サイズ Poster PDF 3.61 MB 3.61 MB
国際農研 生物資源利用領域長室
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住所茨城県つくば市大わし1-1
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電話029-838-6305
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FAX029-838-6650
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Emailjircas-GM@ml.affrc.go.jp