第29回熱研市民公開講座のご案内「日本における大豆品種の開発」
多くの市民の皆様に支えられまして、「熱研市民公開講座」もこの度で29回目を迎えました。今回の公開講座は、下記の要領で開催いたしますので、ここにご案内申し上げます。
ご家族、職場の皆様、お誘い合わせの上、是非、お出かけ下さい。学生の皆様も歓迎いたします。
- 主催
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国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
- 開催日
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2013年1月29日(火)
- 講演内容
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「日本における大豆品種の開発」
拠点所長 松永 亮一 ( 国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点 )
大豆では、その祖先種と考えられている「ツルマメ」が国内にも広く自生しており、秋には栽培大豆そっくりな小さな花を咲かせ、食べることもできる豆を実らせます。ただ、植物体はつる性で、豆はとても硬くてゴマ粒のように小さく、そのまま料理するのは不向きです。
大豆の作物としての改良は、約4000年前に中国で栽培が始まった頃からと考えられますが、長い時間をかけて、植物体は立直し、豆は5~10倍の大きさとなり、水に一晩漬ければ料理に使えるように改良がなされました。日本では、明治以降、公的な農業試験研究組織が中心となって大豆を含めた主要な農作物の改良が精力的に進められ、農業の発展に大きく貢献しています。
今回は大豆の品種開発の現状についてお話しします。
- 大豆の生産と消費
- 新しい品種をつくる方法
- 新しい大豆品種をつくる
- 場所
石垣市健康福祉センター 2階 視聴覚室(沖縄県石垣市登野城1357-1)
- 受付期間
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- 参加費
無料
- ポスター
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国際農研 熱帯・島嶼研究拠点
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電話0980-88-6201
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FAX0980-82-0614