Zingiber officinale Roscoe (Zingiberaceae)

学名
Zingiber officinale Roscoe
科名
ショウガ科
和名
ショウガ
現地名
Khing, khing-daeng
直立型、細長い多年生草本。肉質の地下根茎は分厚くなっており、1本以上の葉のある茎が地上部に出る。高さは最大1.25 m。[葉] 二列性。葉鞘は脈が目立つ。葉舌は二葉性、無毛からまばらな長疎毛、葉身は線形から披針形、最大30 × 2 cm、葉先は尖鋭形。[花序] 穂状花序、根茎から直接生える。長さは15-30 cm。花は脆く短命で、仏炎苞のような小苞に囲まれている。[果実] 薄壁の蒴果、3弁、赤色。[種子] 小さく仮種皮、黒色。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
標高1,500 mまでの日あたりの良くpHが6.0-7.0の熱帯地域のローム質土壌で栽培される。根茎の分割により増殖できる。分割増殖には、根茎片50-100 gとし、3-5本の芽がつく必要がある。株間の間隔は15-20 cm、畝間の間隔は50-75 cmとして植えられる。通常は一年生として育てられる。古い根茎は乾期に収穫され、若い根茎は植え付けてから4-6ヶ月以内に収穫される。
若い根茎は生で、または、「ムー パット キン(豚肉のショウガ炒め)」をはじめとする多様な料理の材料や漬物として使われる。乾燥したショウガの根茎の可食部100 gあたりの成分は水分10 g、タンパク質10-20 g、脂肪10 g、炭水化物40-60 g、食物繊維2-10 g、灰分6 gである。
根茎
根茎