Tamarindus indica L. (Fabaceae)

学名
Tamarindus indica L.
科名
マメ科
和名
タマリンド
現地名
Ma kham
常緑樹、高さ20 - 30 m、樹冠には密な群葉があり、円形に大きく広がっている。樹皮は粗く亀裂があり、灰色がかった褐色。 [葉] 互生葉、羽状複葉、托葉、有柄葉。葉身はおよそ15 × 3 cm、小葉は10-20対。小葉は狭長楕円形、全縁、基部は斜めかつ円形。葉先は僅かに凹形。[花序] 側生・頂生の総状花序、やや芳香性、クリーム色、褐色がかった赤色の脈。[萼] 萼片4枚、不均等。花弁5枚、後部および側部の花弁は大きく目立ち、前部の花弁は格段に小さく、線形。[果実] 両端が丸みを帯びた非裂開性の莢、やや円筒形、真っ直ぐまたは曲がっており、種子は最大10個まで入り、種子と種子の間はややくびれている。外果皮は硬く、灰色か褐色、内側に強く繊維質の糸がある。中果皮は粘着性、成熟すると黒色がかった褐色になる。[種子] 不規則な形状、平らな菱形、褐色から暗褐色。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
この樹種は豆果を収穫するために一般的に育てられている。若いシュートを収穫する場合、通常は密植で直接播種を行うことで栽培される。一年中収穫可能である。
若いシュートや花は野菜として食べられ、独特の酸味により様々な種類のカレーに入れられ風味を引き立てるために使われる。タイ北部の「サー ヨード マカーム(タマリンドの若芽のスパイシーサラダ)」などの料理が知られる。
植物体