Talinum triangulare (Jacq.) Willd.(Portulacaceae)

学名
Talinum triangulare (Jacq.) Willd.    (Syn. Talinum fruticosum)
科名
スベリヒユ科
現地名
So me
直立型の多年生草本、膨らみのある根は鈍状角形から円柱形、無毛、多肉質の茎、高さ30-100 cm。枝には基部に2つの側芽がつく。[葉] 螺旋状でほぼ対生葉、多くの場合は枝の頂部に集まっている。葉柄は未分離または短い。葉身は通常はへら形、3-15 cm × 1-6 cm、全縁および多肉質、鈍形から円形、葉先に稀に刻み目がある。[花序] 頂生、散房状密錐花序、長さ5-30 cm、2-5本の鋭く三角形の花軸が直生、それぞれに6-25本の花がつく。花柄は長い。[花] 両性花、直径0.5-2.5 cm、小花柄は開花後に伸長する。[萼] 萼片2枚、離生、緑色、宿存性。花弁 5枚、倒卵形、最大10 mm × 4 mm、ピンク色。[雄蕊] 20-40本。[子房] 上位、花柱は2-3裂。[果実] 裂開性の蒴果、楕円形から球形、長さ4-7 mm、2-3弁で弾性的に裂開、黄色。[種子] 多数、扁平で球状腎形、長さ0.8-1.2 mm、粒状、無毛、光沢のある黒色。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
生育が速く、いったん根付くと再播種により容易に再生する。早い時期から開花し一年中花が咲く。開花は朝である。主に自家受粉する。 本種は鋭く三角形な花軸を持つ特徴があるためT. paniculartum (Jacq.) Gaertner(熱帯地域でよくみられる雑草、東南アジアでは主に野菜として用いられる)と容易区別できる(T. paniculartumの花軸は円柱形)。これらの植物種は枝挿しにより増殖できる。
両種とも野菜として食べられている。これらは豚ひき肉とともに炒めものにするかスープにして食べられる。