Parkia speciosa Hassk. (Fabaceae)

学名
Parkia speciosa Hassk.
科名
マメ科
和名
ネジレフサマメ
現地名
Sator
樹木の高さは最大30 m。[葉] 互生葉、2回羽状、片側の基部は拡大しており、葉耳は小突形、葉先は円形、微突形。[花序] 洋梨形で下垂性の頭状花序、直径2-5 cm。[花] 多数の小さな花がつく。褐色がかった黄色、頭花の基部に雄花または無性花。萼と花冠は筒状、5裂片、雄蕊(仮雄蕊)は10本、基部の花糸は筒へと癒合、子房は有柄。[果実] 長い柄に豆果がつく。通常はかなり回旋しており、12-18個の種子のまわりが顕著に膨らんでいる。[種子] 広卵形、莢に水平に並ぶ。外種皮は非常に薄い。白色。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
野生樹木は標高の低い一次林および二次林に分布する。 標高1,500 mまでの高地で栽培される。 種子を苗床に撒き、苗を地面に移植することで増殖できる。
種子は生で食べるか、またはカレーペースト、海老、豚肉などと一緒に炒めるなど調理してから食べられている。タイ南部の代表的な料理として、「パット サトー サイ カピ(ネジレフサマメとエビの発酵エビ調味料炒め)」が知られる。独特な臭気がある。種子100 gあたりの成分は水分71 g、タンパク質8 g、脂肪8 g、炭水化物11 g、Ca 76 mg、P 83 mg、Fe 1 mg、ビタミンA 734 IU、ビタミンB1 0.1 mg、ビタミンB2 0.01 mg、ナイアシン1 mg、ビタミンC 6 mgである。
豆果