Cratoxylum formosum (Jack) Dyer (Guttiferae)

学名
Cratoxylum formosum (Jack) Dyer
科名
オトギリソウ科
現地名
Tiew
小型から中型の落葉樹、高さは最大10 m、幹の基部に僅かに縦溝があり、樹皮は灰色、紙質で鱗片状。小枝は角状で節が膨れている。[葉] 単葉、対生葉。葉柄は6-16 mm。葉身は膜質、狭楕円形から広楕円形、5 × 3~17.5 × 7.5 cm。葉先は鈍形または短く尖る。基部は鋭形。若葉は赤がかったピンク色。中肋は上部が窪んでいる。二次脈は7-12対、葉縁で弓状かつ接合、両面(特に葉裏)では分離している。[花] 幅1.3 × 2.5 cm、裸の小枝につく。芳香性、花弁は淡いピンク色。[果実] 蒴果、長さ1.5-1.8 cm。萼片は蒴果の基部のみを覆っている。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
標高1,000 mまでの乾燥した落葉混交林で一般的に見られる。若葉は雨期に野生の樹木から採集される。種子または休眠枝挿しから栽培できる。
若葉は酸味があり非常に渋い。雨期に採取され、生で食べたり、魚、豚肉、キノコと一緒に茹でてから食べられる。「ゲーン ヘット プロ(フクロタケのスープ)」の材料である。抗酸化物質を多く含む。