Coriandrum sativum L. (Apiaceae)

学名
Coriandrum sativum L.
科名
セリ科
和名
パクチー, コリアンダー
現地名
Phakchi
直立型の一年生草本、無毛、通常はかなり多く分枝する草本、高さは最大80 cm、よく発達した主根(taproot)をもつ。[葉] 互生葉、薄膜状の縁を持つ鞘が最大で円周の四分の三まで支持茎を囲む。葉柄と葉軸は類円柱形、溝があり、淡緑色。葉身は光沢のある緑色、葉脈は暗緑色であることが多い。基部に葉が1-3枚、通常は単葉で枯れるのが早く、多くの場合ロゼットで、葉身は卵形で輪郭が深く避けており、通常3枚の歯状に分裂。次の葉は再複葉であり、葉身は卵形または楕円形、それぞれが下部の葉身に似ており、3小葉に分かれ、中央が最も大きく、各葉は最終的に亜線形かつ全縁の鋭形裂片となることが多い。[花序] 無限の散形花序。周辺花は通常両性花で、中心花は稀に雄花。[萼] すべての花において萼は5枚の小さな裂片に分かれる。[花冠] 5つ、花弁は白色または淡いピンク色、心臓形、雄花は非常に小さい(1× 1 mm)、両性である周辺花では通常より大きな3枚の花弁がある。[雄蕊] 5本、花糸の長さは最大2.5 mm、白色。[雌蕊] 雄花では未発達。[果実] 2つの分果を伴う卵形から球形の分離果。種子は分果ごとに1個。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
整備された苗床に直播することで育つ。涼しい気候と土壌水分が豊富で日あたりの良い場所を好む。水はけの良い土壌でよく育つ。葉は豪雨で傷みやすい。
新鮮な葉は薄味のスープ、根は潰して骨スープに加えられる。タイ中部では、焼いたナマズとともに「パクチー ナンプラー ワーン(ココナッツミルクとナンプラー、砂糖などを加えたソース)」に加えられる。
根茎
植物体