Colocasia esculenta (L.) Schott (Araceae)

学名
Colocasia esculenta (L.) Schott
科名
サトイモ科
和名
サトイモ
現地名
Bon
直立型の多年生草本、高さは最大1 m。貯蔵茎(または球茎)は硬く円筒形または球形、最大30 × 15 cm。通常は褐色、葉痕の上に側芽がある。[葉] 羽状で、長い葉柄と大きなハート形の葉身で構成される。長さ20-50 cm。[花序] 肉穂花序、黄色の仏炎苞に包まれており、花柄は葉柄より短い。[花] 単性花、小さく、萼片と花弁は欠如する。雌花は肉穂花序の基部につき、緑色、雄花から分離している。肉穂花序は不稔の付属体となる。[子房] 子房は1室性、胚珠は最大67個。[果実] 果実密に詰まった漿果。[種子] 2 mm未満。卵形、縦方向にくっきりとした隆起がある。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
標高1,000 m以上の川や水路の土手沿いの湿った場所に自生する。日あたりのよい場所を好む。タイでは野生のタロイモ栽培の記録はない。ただし、吸芽を泥地に植えることで増殖できる。非常に日光を好み成長する。若い葉柄は一年中採集される。
葉柄は外皮を剥いた後、タマリンドの果肉など酸味のあるものと一緒に煮込まれる。葉柄の一般的な料理は「ゲーン ボーン(サトイモの柄のスープカレー)」である。  
注意 :  シュウ酸カルシウムの刺激性結晶はサトイモの葉柄に豊富に含まれている。毒性の結晶をすべて取り除くために、調理は慎重に行うべきである。毒性が比較的弱い品種も知られている。