Coccinia grandis (L.) Voigt (Cucurbitaceae)

学名
Coccinia grandis (L.) Voigt
科名
ウリ科
和名
ヤサイカラスウリ
現地名
Phak tamlueng, khae doh, phak khaep
草本性つる植物。[葉] 単葉、互生葉、広卵状心形、やや深く掌状中裂、鋸歯状、幅5-10 cm。葉柄は長さ3-6 cm。巻きひげは細長い。[花] 雌雄異株、単生、鐘形、長さ1.5-2 cm、幅1-1.2 cm。卵形の尖鋭形裂片が5枚、白色。[果実] 長楕円状卵形の漿果、長さ2.5-6 cm、幅3 mm。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
荒廃地、空き地、耕作放棄地で一般的に見られる香草(ハーブ)。稀に食用にする若いシュートを生垣用の植物として栽培されることがある。播種や枝挿しから栽培できる。日あたりの良い場所と、有機物質を多分に含む湿り気のある土壌を好む。
軟らかいシュートは湯通しして「ナム プリック(ディップソース)」、「ケンリャン(エビのペーストと野菜のスープ)」や「トム タムルン(豚ひき肉で作るスープ)」に入れて、麺と一緒に、または炒めて、野菜として食べられる。若い緑色の果実も「ゲーンリアン(ミックスの野菜スープ)」の材料である。また発酵させた未熟な果実はスープに混ぜたり、ご飯と一緒に食べたり、または炒め物として食べられる。
果実