Citrus aurantium L. (Rutaceae)

学名
Citrus aurantium L.
科名
ミカン科
和名
ダイダイ
現地名
Som-saa
常緑樹、最大5 m。丈が高く、短く真っすぐな腋生のトゲに覆われており、全体が無毛。[葉] 互生葉、単葉、卵形から長楕円状披針形、尖鋭形、長さ6 -10 cm。縁は円鋸歯状またはほぼ全縁、葉裏に腺点または斑点、無毛、上側は光沢がある。葉柄は長さ1-1.5 cm、幅の狭い翼がある。[花] 比較的大きく、葉腋に2つ以上着生、白色、芳香性。[萼] 大きく、広く5裂。花弁は 5枚、楕円形から長楕円形、長さ1.5-2 cm。[雄蕊] 約20-40本、基部で離生または僅かに融合。[子房] 球形、非常に長く太い花柱をもつ。[果実] ミカン状果、大きく球形または回転楕円形、オレンジ色で厚く、やや皺のある皮を持ち、通常は容易に分離することができる。房は小胞性で甘く、苦い、または酸性の果肉で満たされている。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
珍しい樹木であり、  果実や葉を収穫するために家庭菜園などで栽培される。種子、挿し木、または取り木により容易に増殖できる。有機物質含有量が多く、湿っており水はけの良い土壌と日あたりのよい生育環境を好む。
一年中収穫可能な葉と果実は、カレーや「ミー クロープ ソムサー(揚げ焼きそばの甘酢あんかけ)」などの特定の料理の風味付けに使われる。その香りと消化を助ける作用から好まれる。
植物体
果実