Calamus spp. (Palmae)
多年生の草本性つる植物、多数のトゲで覆われている。[葉] 無毛、小葉は多数、硬く、等間隔で、上部は徐々に小さく、延長披針形またはやや剣形のトゲがあり、先端部は剛毛状。中肋は5-7本、両面とも無毛であるか、葉裏にまばらにトゲがある。葉縁はほぼ平滑、最上部の対の部分が基部で繋がる。花軸と葉柄にはトゲがあり、非常に太く、散生し反曲、円錐状針形の棘状突起で覆われる。[萼] 果実期の萼は非常に小さく花柄状。[果実] 小さな卵形または球形、茶色。
40種を超える在来種がタイ全土の常緑樹林に分布。一部の種は家具製造業のために栽培され、その茎が収穫され利用される。種子を播種し本葉数枚が生えた段階で苗を4-5 m間隔で地面に移植しで栽培される。
若いシュートの内側の部分(つまり藤(トウ)の芯)は、現地ではカレー料理として調理して食べられる。味はやや苦く、健胃薬として機能する。
若いシュートの内側の部分(つまり藤(トウ)の芯)は、現地ではカレー料理として調理して食べられる。味はやや苦く、健胃薬として機能する。