Bauhinia purpurea L. (Fabaceae)

学名
Bauhinia purpurea L.
科名
マメ科
和名
ムラサキモクワンジュ, ムラサキソシンカ
現地名
Phak-siew
中型の直立する樹木、適度に丈夫でほぼ無毛な小枝を生やす。 [葉] 互生葉、単葉、2裂片、やや革質、無毛、浅い心形。裂片は鈍形またはやや鋭形、葉の途中まで隙間がある。[花] 頂生かつ腋生で、花柄が短く花の少ない散房花序。苞は微小、三角形。下部の小花柄は6-12 mm。[萼] 筒状、6-12 mm。舷部は7-25mm、革質であり、二つの弁に分かれ、2つまたは3つの萼歯を伴う。[花弁] 倒披針形、赤色がかった長い爪部を伴う。萼の2倍の長さである。[雄蕊] 稔性雄蕊、3-4本。 [子房] 灰色の毛、柄は長く、中程度に大きく斜めの柱頭を持つ。[果実] 莢、15-30 cm × 18-25 mm、硬く平たく無毛。裂開は遅く、僅かに湾曲する。種子は12-15個。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
一般的な街路樹であり、鑑賞用樹木および陰樹としても育てられる。種子または高取り法(幹や枝の皮を剥ぎ湿らせたミズゴケ等を巻き付けて発根を促し、根が出た後切り取って植える取り木の方法)により栽培できる。 
カレー料理には若いシュートや葉が使われ、味はやや酸味がある。