Artocarpus heterophyllus Lamk. (Moraceae)

学名
Artocarpus heterophyllus Lamk.
科名
クワ科 
和名
パラミツ, ジャックフルーツ
現地名
Khanoon on
雌雄同株の常緑樹、高さは最大25 m。全ての部分に白いラテックスが含まれている。シュートは通常無毛であるが、時に短毛でざらざらしている場合もある。托葉は 卵状鋭形、早期早落性。[葉] 革質、楕円状倒卵形から楕円形、約15 × 8 cm。葉の中央またはその上で幅が最も広くなる。基部は楔形、実生時では、縁全体、または多くの場合1〜2対の裂片があり、葉先は円形または鈍形。葉表は暗緑色で光沢があり、葉裏はくすんだ淡緑色。時には短毛でかさぶた状。有柄葉。[花序] 単生、古い枝や主幹から伸びる短かい葉の多いシュート上に咲く。 [雄花] 頭部は樽形または楕円形、中心軸に密着した不稔性花および稔性花により構成される。不稔性の雄花には堅実な花被片があり、稔性の雄花には筒状かつ二葉性の花被片がある。 [雌花] 雌頭花は単生またはペアとして雄頭花より遠位につき、円筒形または長楕円形、暗緑色、およそ10 × 4 cmであり、仏炎苞状で落葉性の苞に包まれている。[果実] 多肉質、複数、亜球形から樽形または洋ナシ形、30-100 × 25-50 cm。短いピラミッド状のいぼがある。花被は肉厚で黄金色、種子を囲んでいる。[種子] 多数、近長楕円形、角質内果皮に囲まれる。
薬効(伝統薬)
機能性
機能性成分
タイ全土で一般的に見られる樹種。乾燥した日射量の多い場所に生い茂る。多くは熟した果実を収穫するために栽培される。通常4-6 × 6-8 mの間隔で種子、または植えた接ぎ木から育つ。
成熟したジャックフルーツは果物として食べられる。若い果実は野菜として利用される。特に現地では熟していない果実も野菜として食べられ、未熟の果実は茹でた後に主材料として様々なカレー料理に加えられる。
果実
果実
植物体