序

緒言

1. 作物生産の環境, p.1
   1. 気象環境（山根昌勝）, p.1
      1. 乾燥地の区分, p.1
      2. 半乾燥地の気候と作物栽培, p.10
      3. 気象災害, p.16
   2. 土壌環境（杉本勝男）, p.20
      1. 乾燥土壌の一般的特徴, p.20
      2. 乾燥地の主な土壌分類, p.20
      3. 主要な土壌分類体系と乾燥土壌の分布. P22
      4. 塩成土壌, p.25
      5. 乾燥土壌における塩類集積, p.27
      6. 乾燥土壌の物理生, p.28
      7. 潅漑水による土壌化学性の変化, p.28
2. 作物生産の現状と技術的問題点, p.30
   1. 乾燥地の農業形態（佐藤一郎）, p.30
      1. 降雨依存農業とその累計区分, p.30
         1. 地中海沿岸地域, p.30
         2. 地中海気候型地域, p.31
         3. 亜熱帯からの温帯の半乾燥地域, p.31
         4. 冷涼半乾燥地域, p.31
         5. 熱帯半乾燥，夏季節風地域, p.31
      2. 潅漑農業とその類型区分, p.32
         1. 河川水潅漑農業, p.32
         2. 地下水潅漑農業, p.32
      3. 降雨依存農業と潅漑農業の比較, p.33
      4. 乾燥地農業の問題点, p.35
         1. 降雨依存農業, p.35
         2. 潅漑農業, p.35
   2. 農業統計と作物生産の現況（杉本勝男）, p.37
      1. 乾燥諸国, p.37
      2. 乾燥諸国の土地利用、農業人口および潅漑状況, p.41
      3. 乾燥諸国の作物生産, p.43
      4. 乾燥諸国の農業関係生産指数の動向, p.59
   3. 作物の種類、品種、特性（耐干性、耐塩性、耐暑性）（杉本勝男）, p.62
      1. 乾燥地の作物, p.62
      2. 乾燥地における光合成と物質生産, p.62
      3. 耐干性の生理生態, p.63
      4. 乾燥地での作物の選定と技術, p.64
      5. 水の有効利用と要水量, p.65
      6. 要水量の生育時期別変化, p.66
      7. 耐干性の作物比較, p.67
      8. 土壌中の塩類による作物の生育障害の原因, p.68
      9. 作物の耐塩性の機構, p.68
      10. 耐塩性に関する諸要因, p.71
      11. 電気伝導率による耐塩性の比較, p.73
      12. 耐塩性の品種間比較, p.75
      13. 耐暑性の機構, p.76
      14. 稲の高温障害, p.76
      15. その他の作物の高温障害, p.77
   4. 作期と作付体系（山根昌勝）, p.80
      1. 作期, p.80
      2. 作付体系, p.80
      3. 耕うんと作業体系, p.86
   5. 管理（山根昌勝）, p.89
      1. 栽培様式, p.89
      2. 施肥, p.94
      3. 潅漑, p.97
      4. 病害虫防除, p.102
   6. 施設園芸（佐藤一郎）, p.107
      1. 乾燥地施設園芸の意義, p.107
      2. ヨルダン渓谷の施設園芸, p.107
         1. 概況, p.107
         2. 普及状況, p.108
         3. 潅漑方法, p.108
         4. 栽培作物と品種, p.109
         5. 施設の建設経費及び収益性, p.110
         6. 施設園芸の問題点, p.112
      3. アブダビ首長国の施設園芸, p.113
         1. 概況, p.113
         2. 乾燥地研究センター, p.115
         3. アライン農業試験センター, p.116
         4. アブダビ試験農場, p.117
         5. 乾燥地冷房ハウスの問題点, p.119
3. 国別主要作物の生産の現状と改善の方向, p.121
   1. パキスタン（山根昌勝）, p.121
      1. 自然条件, p.121
         1. 地形, p.121
         2. 土壌, p.123
         3. 気象, p.123
         4. 植生, p.124
      2. 水資源と水利用, p.125
         1. 水源, p.125
         2. 潅漑区分別耕地面積, p.126
      3. 農業地域と農業形態, p.127
         1. 農業地域区分, p.127
         2. 農業形態, p.127
         3. 塩害地帯, p.128
      4. 農業生産の現状, p.129
         1. 総生産と生産基盤, p.129
         2. 作物別生産量, p.130
         3. 主要作物の栽培技術, p.133
      5. 農業開発の方向と問題点, p.138
         1. 農業政策に関する問題点, p.138
         2. 土地改良と農業水利, p.138
         3. 多収品種導入と施肥、防除, p.139
         4. 新技術導入の問題点, p.139
   2. イラン（山根昌勝）, p.142
      1. 自然条件, p.142
         1. 地形, p.142
         2. 土壌, p.142
         3. 気象, p.143
         4. 植生, p.143
      2. 水資源と水利用, p.146
         1. 水源, p.146
         2. 潅漑区分別農地面積, p.147
      3. 農業地域と農業形態, p.148
      4. 農業生産の現状, p.149
         1. 総生産と生産基盤, p.149
         2. 作物生産, p.150
      5. 農業開発の方向と問題点, p.155
         1. 当面の問題点, p.155
         2. 資材等の需給, p.155
         3. 地域開発の問題点, p.156
         4. 作物の種類別にみた問題点, p.157
         5. 遊牧の問題, p.157
   3. イラク（佐藤一郎）, p.159
      1. 自然条件, p.159
      2. 水資源と水利用, p.161
      3. 農業地域, p.162
         1. 降雨依存農業地域, p.162
         2. 潅漑農業地域, p.163
      4. 農業生産の現状, p.163
      5. 農業開発の方向と問題点, p.164
         1. 潅漑耕地の拡大と改良, p.164
         2. 降雨依存農業の生産安定対策, p.165
         3. 水資源の開発と作付面積の増加, p.165
         4. 農業研究と普及, p.165
   4. オマーン（佐藤一郎）, p.167
      1. 自然条件, p.167
         1. 気象条件, p.167
         2. 土壌条件, p.169
      2. 水資源と水利用, p.169
      3. 農業地域と農業生産, p.171
      4. 農業開発の方向と問題点, p.173
   5. アラブ首長国連邦（UAE）（佐藤一郎）, p.177
      1. 自然条件, p.177
         1. 気象条件, p.177
         2. 土壌条件, p.178
         3. 自然植生, p.178
      2. 水資源と水利用, p.179
      3. 農業地域と農業形態, p.180
         1. 農業地域, p.180
         2. 農業形態, p.183
      4. 農業生産, p.183
      5. 農業開発の方向と問題点, p.185
   6. サウジアラビア（佐藤一郎）, p.187
      1. 自然条件, p.187
         1. 気象条件, p.188
         2. 土壌条件, p.188
      2. 水資源と水利用, p.189
      3. 農業地域と農業形態, p.190
         1. 農業地域, p.190
         2. 農業形態, p.191
      4. 農業生産, p.192
      5. 農業開発の方向と問題点, p.194
   7. ヨルダン（佐藤一郎）, p.197
      1. 自然条件, p.197
      2. 水資源と水利用, p.199
         1. ヨルダン渓谷, p.200
         2. 南部ゴール, p.200
         3. ワディ・アラバ, p.201
         4. 東岸高地, p.201
      3. 農業地域と農業形態, p.202
         1. 渓谷地域, p.202
         2. 東岸高地地域, p.204
      4. 農業生産の現状, p.204
      5. 農業開発の方向と問題点, p.207
         1. 高地地域の降雨依存農業の改善点と問題点, p.207
         2. 渓谷地域の潅漑農業の改善と問題点, p.211
   8. エジプト（佐藤一郎）, p.214
      1. 自然条件, p.214
         1. 気象条件, p.215
         2. 土壌条件, p.215
      2. 水資源と水利用, p.216
      3. 農業地域と農業形態, p.216
         1. 農業地域, p.216
         2. 作期と作付体系, p.219
      4. 作物生産の現状, p.221
         1. 禾穀類, p.222
         2. ワタ, p.222
         3. エジプシァンクローバ, p.223
         4. マメ類, p.223
         5. 油料作物, p.223
         6. タマネギ、ニンニク, p.223
         7. 野菜類, p.224
         8. 果樹類, p.224
         9. 糖料作物, p.225
      5. 農業開発の方向と問題点, p.226
   9. スーダン（杉本勝男）, p.229
      1. 自然条件, p.229
         1. 概観と地勢, p.229
         2. 気候と植生, p.229
      2. 水資源の開発と水利用, p.230
         1. ナイル川, p.230
         2. ナイル川以外の河川, p.231
         3. 地下水, p.231
      3. 農業地域と農業形態, p.231
         1. 農業の生態的地域区分, p.231
         2. 農業形態, p.232
      4. 農業生産の現状, p.234
         1. 経済（農業）事情, p.234
         2. 主要農産物, p.235
         3. 輸出作物, p.235
      5. 農業開発の方向と問題点, p.237
         1. 経済開発計画, p.237
         2. 異常干ばつと食糧危機, p.238
         3. 経済危機の連続, p.239
   10. マリ（杉本勝男）, p.241
       1. 自然条件, p.241
          1. 地勢, p.241
          2. 気候と気候区分, p.241
          3. 国情, p.242
       2. 土地利用と農業経営, p.243
          1. 国土利用と耕地面積, p.243
          2. 農業人口と経営面積, p.243
       3. 農業地域と農業形態, p.243
          1. 農業地域, p.243
          2. 農業形態, p.243
       4. 農業生産の現状, p.245
          1. 経済（農業）事情, p.245
          2. 農業生産, p.245
          3. 作物の栽培状況, p.245
          4. 農業生産の推移, p.246
          5. 1982-84年大干ばつと食糧危機, p.247
       5. 農業開発の方向と問題点, p.247
          1. 農業開発の課題, p.247
          2. 経済社会開発五か年計画, p.248
          3. 農業開発諸事業, p.248
4. 農業開発の事例解析と評価（佐藤一郎）, p.251
   1. エジプトのカッターラ砂漠開発プロジェクト, p.251
      1. エジプトの砂漠開発, p.251
      2. プロジェクトの概要, p.251
      3. 地域の環境条件, p.253
      4. 開拓計画と機械及び施設の導入, p.254
      5. 栽培飼育計画, p.255
      6. 栽培飼育の現状, p.255
      7. プロジェクトの評価並びに問題点, p.261
         1. 栽培作物の選択, p.261
         2. 農場運営の人的側面と省力化、機械化, p.262
         3. 農場の民間経営への移行, p.263
      8. 日本のエジプトに対する農業協力のあり方, p.264
   2. ヨルダンのワディ・アラブ・ダム及び潅漑プロジェクト, p.268
      1. ヨルダンにおける農業開発の重要性, p.268
      2. 渓谷地域の開発状況, p.268
         1. ヨルダン渓谷地域, p.269
         2. 南部ゴール地域, p.272
         3. ワディ・アラバ地域, p.273
      3. ワディ・アラブ・ダム及び潅漑プロジェクト, p.274
         1. 事業の経緯, p.274
         2. 事業の内容, p.276
         3. 農業環境, p.277
         4. 地区農業の概況, p.278
         5. 今後の潅漑農業の展開と問題, p.278
5. 乾燥地関係農業試験研究機（山根昌勝）, p.281
   1. インド, p.281
   2. パキスタン, p.285
   3. ソ連邦, p.287
   4. イラン, p.289
   5. イラク, p.291
   6. シリア, p.292
   7. ヨルダン, p.293
   8. イスラエル, p.293
   9. サウジアラビア, p.295
   10. アラビア半島沿岸諸国, p.297
   11. エジプト, p.299
   12. スーダン, p.302
   13. ブラジル, p.304
   14. 中国, p.305