巻頭言　「BNI技術」の意義　    p.3

特集 BNI（生物的硝化抑制）研究

• JIRCAS発！のBNI研究とは    p.4
• 異種の遺伝資源を用いたコムギの改良
  　―野生コムギからのBNI能の導入    p.6
• SATREPSプロジェクト
  　「生物的硝化抑制（BNI）技術を用いたヒンドゥスタン平原における
  　 窒素利用効率に優れたコムギ栽培体系の確立」　    p.7
• LCAに基づくBNI強化コムギ導入の温室効果ガス削減効果の評価　    p.8
• 世界で最も多く生産されるトウモロコシでのBNIの利用に向けて    p.9

JIRCASの動き

• 【研究成果紹介】
  • コメ増収はマダガスカル農家の栄養改善に有効
    　―主食作物の生産性向上によりアフリカの栄養問題解決に期待―　    p.10
  • 熱帯雨林樹木の葉脈構造とその機能を解明
    　―葉脈構造の理解が環境適応性の高い樹種選定に貢献―　    p.10
  • 高CO2環境でイネを増収させる「コシヒカリ」由来の遺伝子を発見
    　―気候変動下での持続可能な稲作に貢献―　    p.11
  • 熱帯島嶼河川の栄養塩濃度を機械学習で予測
    　―沿岸生態系の保全対策への活用に期待―　    p.11
  • トウモロコシの生物的硝化抑制の鍵となる物質の同定に成功
    　―窒素施肥量を削減できるBNI強化トウモロコシの開発に前進―　    p.12
  • 水稲施肥技術「リン浸漬処理」は冠水害の回避にも有効
    　―サブサハラアフリカの安定的かつ持続的なコメの生産に貢献―　    p.12